3っの顔を持つ水?

 

 

水は3っの顔があります。
1っは液体の顔。
1℃から99℃までは液体、いわゆる『水』です。
2っめは個体の顔。
0℃以下になると固体、いわゆる『氷』になります。
3っめは気体の顔。
100℃になると気体、いわゆる『蒸気』へと変化します。

 

また、面白いことに水は温度によって重さが変わります。
では一番重たいのは何度でしょう。一般的に考えると固体になった『氷』の状態が一番重そうですが
実際『氷』は水に浮いてますね。では一体何度なのか。
答えは『4℃』です。4度のときが一番重く、温度が高くなるにしたがって軽くなります。
ですから「上は大火事、下は大水な〜んだ?」というなぞなぞが成立するわけですね。
ところで、今のなぞなぞの答えはお風呂ですが池や湖といった大きな面積をもつ場合、
どうなるのでしょうか。これもやはり同じで温かい水は軽いので上、冷たい水は重たいので下に移動します。
でもちょっとまって。冷たい水が下ならば水より冷たい氷は何で浮いてるの?と思いますよね。
実は水から氷になる時、多くの空気を中に閉じ込めてしまうのです。
その空気が浮き袋になって水の上に浮いていられるのです。
ですからほとんどの液体が固体になった時、大きさが小さくなりますが、水は大きくなります。
製氷機で作った氷が水を入れた時より若干大きくなっているのはこうした事によるものなのです。




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